模型作りのための様々な情報を満載したタミヤニュース10月号が発刊です。今月のタミヤニュースはまず、福島県・いわき市医療センターの泌尿器科部長、竹田篤史さんが「模型ファンをたずねて」に登場。SNS、mixiに「みんなの模型製作日記」コミュニティを立ち上げ、地元模型サークルにも所属し、さらにはエッチングパーツも自作するほどの竹田さん。内視鏡手術支援ロボットを背に、自身の模型への情熱を語ります。吉川和篤さんの「第二次大戦 イタリア軍装備解説」はイタリア軍の武装商船「仮装巡洋艦」をフィーチャー。当初はバナナ輸送船として誕生し、病院船や機雷敷設船として運用された「ラム級」の数奇な生涯をたどります。また、6月に静岡大学で行われた「静岡STEAMフューチャースクール」レポートも注目。ミニ四駆「ファンブルン」の組み立てを通して、子どもたちと未来の車の姿を考えるこのスクールは模型の世界首都・静岡ならではの取り組みです。さらに、昨年5月にパプアニューギニアのジャングルで見つかった第二次大戦時のエースパイロット、リチャード・I・ボング少佐が搭乗したP-38J“マージ”の発見記も読みごたえ。戦跡の調査や保護などを行うNPO、パシフィック・レックス代表による詳細なレポートは飛行機ファン必見の内容です。このほかにも、新たにヤマハ発動機・深井製作所をスポンサーに迎えたミニ四駆ジャパンカップ前半戦の模様に加え、東北AFVの会・北海道AFVの会の様子など、各種レース・展示会レポートも掲載。今月もボリュームたっぷり。読みごたえ十分の一冊です。
●模型ファンをたずねて
竹田篤史(いわき市医療センター泌尿器科 部長)
●異色を放つフィンランド軍装備(WWII)Vol.13
最強重戦車の改良型 ソビエト重戦車KV-1 1942年型
(解説・写真 斎木伸生)
●第二次大戦 イタリア軍装備解説 Vol.171
仮装巡洋艦になったバナナ船
(解説、イラスト・イタリア軍研究家 吉川和篤)
●第二次大戦機の真相と深層〈第77回〉
アブロ・ランカスター 分厚いコンクリートを貫くイギリス空軍の特殊爆弾
(写真・文 藤森 篤)
●静岡大学 「STEAMと模型」 《ミニ四駆で描く未来》
(静岡大学 教育学部教授 芳賀正之)
●MODEL CLUB
modelers club CRANK8
●私の傑作
鈴木 潤(神奈川)
●西村翔太の情景
「援軍」
2025年 第34回モデラーズクラブ合同展 展示作品
●1/48 P-38J《マージ》14,000キロメートルの旅
ジャスティン・タイラン(パシフィック・レックス代表)
●PICK UP!
スペースシャトルディスカバリー+きぼう
(田中良彦)
●ミニ四駆ジャパンカップ2025
●第28回福井 プラホビーコンテスト
2025年6月14日・15日
●第15回 東北AFVの会in盛岡
7月5日 アイーナ岩手県民情報交流センター 804B会議室
(記・東北AFVの会 実行委員会)
●第23回 北海道AFVの会(札幌)
7月6日 北海道札幌市生涯学習センター ちえりあ 6階講堂
(記 須藤啓二)
●レースレポート
●裏表紙
トレイルミニ四駆 くまもんバージョン(15周年記念モデル)