イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
337号は、第二次大戦中のアメリカ軍の戦闘爆撃機、P-47D サンダーボルト(1/48)をブラジル空軍機仕様に仕上げた作品をはじめ、「ガルフカラー」が注目のアメリカン・マッスルカー1965年型シェルビー コブラ427(1/24)、ディスクパターンの3色迷彩が特徴的なドイツ重対戦車自走砲 ナースホルン(1/35)、ディテールアップパーツを豊富に組み込んだイギリス空軍の双発軽爆撃機、ブリストル ブレニムMk.T(1/48)、圧倒的な部品点数から今号の製作編、次号の塗装編と2部構成となったモーリス ボフォース C9/B 40mm対空砲搭載トラック(1/35)の製作記事を掲載。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
P-47D サンダーボルト“バブルトップ”(1/48)、1965年型シェルビー コブラ427(1/24)、ドイツ重対戦車自走砲 ナースホルン(1/35)、モーリス ボフォース C9/B 40mm対空砲搭載トラック(1/35)の日本語訳付き。この他、ブリストル ブレニムMk.T(1/48)の製作記、ウクライナ軍 装輪装甲車 コザック(1/35)、ウェストランド シーキング HAS.1/HAS.5/HU.5(1/48)、ドイツ空軍 1919レジンフィギュア(1/32)、フェレット スカウトカー Mk.2(1/35)のキットプレビュー、さらにニュースリリースSPとして、ラッカー用調色専用カラー 3色の記事も掲載されています。
【次号予告】
次号338号では、奇才と呼ばれたF1デザイナー、ゴードン・マレーが2017年に立ち上げた自身のメーカー「GMA」の第1号車、T.50(1/24)の詳細な製作記事に加えて、アメリカ軍駆逐戦車 M18 ヘルキャット(1/35)のムードあふれる情景作品、イギリス海軍仕様に仕上げたウェストランドリンクスHMA.8(1/48)の製作記事などを掲載予定。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。