イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
332号は、1/16のビッグモデル、M4A3E8 シャーマンを完成させ、情景ベースも製作した記事をはじめ、徹底的な各部のディテールアップと実感あふれるウェザリングで仕上げたアメリカ M26装甲戦車回収車(1/35)、1/72というスケールを感じさせない繊細な塗装が見ごたえのリパブリック P-47D サンダーボルト“レイザーバック”などの製作記事に加えて、 ポルシェ 935 マルティーニ(1/20)のキットプレビュー、そしてノルウェーのスカラで開催されたIPMSモデルショーのレポートも掲載しました。この他にも、ニューキットやアクセサリーパーツのミニレビュー、参考資料本なども紹介した内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
M4A3E8 シャーマン(1/16)のパート2、アメリカ M26装甲戦車回収車(1/35)、リパブリック P-47D サンダーボルト“レイザーバック”(1/72)、ドイツ 3トン 4×2カーゴトラック(1/35)の製作記事、 ポルシェ 935 マルティーニ(1/20)のキットプレビュー、そしてノルウェー・スカラのIPMSモデルショー・レポートの日本語訳付き。
【次号予告】
次号333号では、第二次世界大戦の開戦時に侵攻するドイツ軍を迎え撃ったフランス軍の軽戦車ルノー R35(1/35)を埃や油で汚して仕上げた製作例をはじめ、多くのエースパイロットを輩出したアメリカ陸軍航空隊の双発単座戦闘機、ロッキードP-38ライトニングの集大成といえるP-38J(1/48)をインベイジョンストライプをまとった状態で再現した製作例、そして3年ぶりの通常開催となった5月の静岡ホビーショーレポートなどを掲載予定。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。