イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
331号は、1/24のスピットファイア Mk.\C、 1/16のM4A3E8 シャーマンといったビッグサイズモデルならではのボリュームたっぷりの製作記事が注目。さらに、大戦中の日本機によく見られる塗装のはがれ表現が質感を演出する一式陸上攻撃機11型(1/48)、破壊されて朽ち果てていく1/35 ソビエト重戦車 KV-1 1941年型 初期生産車の小情景作品も見ごたえ。この他にも、1/35 ドイツ歩兵セット(大戦後期)のキットプレビューや第51回人形改造コンテストの優秀作品を6ページにわたって掲載。もちろん、参考資料本やアクセサリーパーツなども紹介した内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
スピットファイア Mk.\C(1/24)、M4A3E8 シャーマン(1/16)のパート1、一式陸上攻撃機11型(1/48)製作記事の日本語訳付き。この他、ソビエト重戦車 KV-1 1941年型 初期生産車(1/35)の小情景、ドイツ歩兵セット(大戦後期)(1/35)、シコルスキー CH-54A タルヘ(1/35)のキットプレビューに加えて、第51回人形改造コンテストの優秀作品も掲載しました。
【次号予告】
次号332号では、第二次大戦中、戦闘爆撃機として奮戦したアメリカ陸軍のP-47サンダーボルト(1/72)を実感の塗装で仕上げた製作記をはじめ、ウェザリング仕上げが見ごたえのドイツの軍用トラック、オペル・ブリッツ(1/35)、ノルウェー・スカラで開催されたIPMSのショーレポートなどを掲載予定。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。