イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
330号は、光と影迷彩を施したドイツIV号駆逐戦車/70(A)(1/35)の詳細な製作記事をはじめ、輝きあふれるカウル類と質感あるエンジン塗装で実車と見まがうほどの仕上がりのドゥカティ スーパーレッジェーラV4(1/12)、1920年代に活躍し、1000勝以上の勝利を記録した傑作レーシングカー、ブガッティ タイプ35B(1/12)を箱から出してストレートに製作した記事などを掲載。さらに、今年のシュピールヴァーレンメッセのショーレポートを11ページのビッグボリュームで紹介した他、キットプレビューや参考資料本なども注目の内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
ドイツIV号駆逐戦車/70(A)(1/35)、ドゥカティ スーパーレッジェーラV4(1/12)、ブガッティ タイプ35B(1/12)の製作記事に加えて、今年のシュピールヴァーレンメッセのショーレポート、センチュリオン AX 中戦車(1/35)のキットプレビューの日本語訳付き。
【次号予告】
次号331号では、1/24というビッグスケールで再現されたスピットファイアMk.\cの詳細な製作記事をはじめ、破壊されて朽ち果て、塗装がほとんど剥がれ落ちてしまったソビエト重戦車KV-1(1/35)の情景作品、さらに第51回人形改造コンテストの優秀作品なども紹介予定。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。