イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
315号は、砂漠を舞台にドイツIV号戦車G型 初期生産車(1/35)と破壊されたイギリス小型軍用車10HPティリーを配置した情景作品をはじめ、ほとんどストレートに組み上げ、美しいボディ塗装に目を奪われるポルシェ911 カレラ3.2クーペ(G型)(1/24)、カモフラージュネットや装備品でディテールアップして仕上げた往年のキット、イギリス戦車チーフテンMk.5(1/35)、質感ある塗装表現が見ごたえのフォッケウルフ Fw190A-6(1/48)の製作記事などを掲載。この他にもキットプレビューやパーツレビュー、参考資料本も紹介した内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
ドイツIV号戦車G型 初期生産車(1/35)の情景作品、ポルシェ911 カレラ3.2クーペ(G型)(1/24)、イギリス戦車チーフテンMk.5(1/35)の製作記事の日本語訳付き。この他、フォッケウルフ Fw190A-6(1/48)、「スター・ウォーズ」C-3PO(1/12)の製作記事、イワタ 匠 カスタム マイクロン サイド-フィード エアーブラシの紹介記事も掲載しています。
【次号予告】
次号316号では、アメリカ駆逐戦車 M18 ヘルキャット(1/35)の製作記パート2として、塗装とデカール貼付、そしてウェザリングを施して完成させるほか、冷戦時にイギリス空軍で運用された戦略爆撃機、アブロ・バルカン(1/72)、イエローのボディカラーが目を引くVOLTレーシングのフォード マスタングGT4(1/24)の製作記事などを掲載予定。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料も紹介した内容豊富な1冊です。