イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。自作パーツやアフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットをストレートに組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、国内用として一部掲載記事の日本語訳が付いています。
305号は、往年のキット、イギリス陸軍SASランドローバー ピンクパンサー(1/35)を、満載した車外装備品やカモフラージュネットで臨場感を高めて現代風にアップデートした作品をはじめ、スケールを感じさせない精密で入念な仕上がりが見ごたえのメッサーシュミットBf109G-6(1/72)、アメリカをはじめ多くの国で採用されている多目的ヘリコプター、SH-60Bシーホーク(1/35)をローターやテールブームを折りたたんでメカニカルな魅力を高めた作品などの製作記に加えて、タミヤから今年上半期に発売される注目の新製品を6ページにわたって紹介したニュースデスク特別編を収録。この他にも、キットレビューやパーツレビュー、参考資料本なども掲載した内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
イギリス陸軍SASランドローバー ピンクパンサー(1/35)、メッサーシュミットBf109G-6(1/72)、SH-60B シーホーク(1/35)の日本語訳付き。この他、ズリン セルヴス・フラプツィ農業機Z-37A”バンブルビー”(1/72)、ヒルクライム仕様のプジョー207 S2000(1/24)の製作記事、タミヤから今年上半期に発売される注目の新製品を紹介したニュースデスク特別編、そして編集後記はドイツSd.Kfz.2 ケッテンクラート中期型(1/35)をピックアップしています。