イギリスで編集・発行される「タミヤモデルマガジン」。日本のモデラーとはひと味違う作風が興味たっぷり。アフターマーケットパーツをふんだんに盛り込んだ製作例、キットを素組で組み立てて塗装で実感を演出した作品などその仕上げ方は様々。なにより、作者が楽しんで取り組んでいる様子が伝わってきます。また、一部記事の日本語訳が付いていますので、英語に親しむテキストとしても効果的です。
302号は、タミヤ往年のキット、スーパーマリン・スピットファイアMk.I(1/48)を実感の塗装で仕上げた製作記事をはじめ、美しいライムグリーンが目を引くランボルギーニの限定生産車、チェンテナリオ・ロードスター(1/24)、ウェザリングで重量感を演出したソ連の重戦車KV-1(1/35)、多くの派生型を持つドイツの主力戦闘機メッサーシュミットBf109の中で、エンジンをパワーアップして後期の主力機となったG型の「黄色の6番」(1/48)、さらに第一次大戦中に活躍したユニークな2階建て軍用バス、オムニバス(1/35)の製作記事などを掲載。この他にも、ニューキットレビューやパーツレビュー、参考資料なども紹介した内容豊富な1冊です。A4サイズ、68ページ。
【掲載記事】
スーパーマリン・スピットファイアMk.I(1/48)、ランボルギーニ チェンテナリオ ロードスター(1/24)、ソビエト重戦車KV-1 1941年型 初期生産車(1/35)、メッサーシュミットBf109 G-6(1/48)、B型 軍用オムニバス(1/35)の製作記事の日本語訳付き。この他、ポルシェ935 マルティーニ(1/12)、ドイツIV号戦車F型(1/35)、トルネードGR.4(1/32)のキットプレビューなども掲載しました。